郷土史家から【船岩】の探索を依頼された、謂れや目的の詳細は聞いていない。
道なき山を歩くのは真冬にしたいところだが、カモさんをリーダーに8名で国坂峠付近の沢筋を探索。
土地公図や船岩のスケッチを頼りに、3組に分かれて目星をつけた沢筋に2組は下から1組は上から入った。
約200m長の沢なので探しながら歩いても1時間弱で終了。
沢の上部はスカイラインの擁壁が6〜7m高もあり下りることは不可能。故に左岸中腹から入り込んだが
結構な斜度、細い根が張っていて足を取られる。右岸は急斜面で登るも下るもハーネスやザイル確保は不可欠、
そんな技量は無いが。
中間迄行くと、下からの組と合流、また、別の下からの組の姿や車道を走る車も見え、ほぼ平坦になって来たので
車を置いたスカイラインへ登り返した。結果は3組共に発見できず。
帰宅後に船岩の姿や場所の情報などを聞いてみると、5〜6mもある立体的な岩塊(スケッチ参照)との事で
見てみたいとの衝動に。先日の沢筋の東側の沢の様に思われたので、甲子園の準決勝が終了した21日の15時頃
から探しに入った。
この沢も先日と同様な規模の沢だったが、先日の沢同様にスカイラインで遮断され約3m程度の崖で直接沢へは
下りられない。また、途中にコンクリート擁壁の道の一部が残っていた、もしかすると大昔の国坂街道かと考えて
みたり。この辺からは右岸の尾根へ登る事は可能な斜度となっていた。沢の斜度が緩くなり開けてきた場所に
船の艫とも見られる様な岩塊とその下に4〜5個の岩塊が左岸の約10m範囲に見られた。船岩が崩壊して崩落した
と考えられなくもない。
スケッチの様な岩塊は発見できず。スカイラインや国坂街道が整備された以降に見ているとの情報もあり、
数十年で埋もれてしまう大きさでは無いので、もっと別の沢なのか。。。
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