タクラマカン砂漠  2007年10月

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  赴任して丁度1年が過ぎた国慶節(10/1)の連休は旅に出るぞと調べる。日本旅行のツアーにタクラマカン砂漠 を縦断し、砂漠でキャンプする企画が出たので飛びつく。
 個人旅行を考えてはいたがタクラマカン砂漠はでか過ぎ移動距離が半端でない、砂漠の中で個人キャンプは無理。 田舎ほど外国人未解放地区が多く申請が面倒そう。
  中国ではいつ何時出来なくなるか判らない思い立ったら直ぐ実行が鉄則。旅も行き難い所から先にと決めていた。 本企画もウルムチ暴動で翌年からは催行されず。

  さすがに中国の西の端カシュガルはウイグル族の町と実感。’96年に仕事でウルムチに来た時も時差や郊外の 土漠を見て西域だと思ったが全く違う事が判った。
 漢民族の比率も建物も交通も。国慶節(建国記念日)の気配は一切無い、彼らにとっては単なる休日でしかない。 但し、イスラムの断食月と重なり平常とは違うとの事。

  カシュガルを離れホータンへと向かうと本格的な土漠・砂漠に変わってくる。それでも1時間も走ると森や畑が 有り川が流れる町が現れる。オアシスだ。
 オアシスの印象は駱駝の商隊が水を飲む場と思っていたが、大小様々でホータンもオアシス町だが、通り抜けるには 30分くらいは要し水耕稲作も行われている大都市だ。
 タクラマカンの大きさも桁違い。南のニヤを朝出発し北のクチャへの到着は夜。しかも走った砂漠公路は無料だが 完全舗装のハイウエーなのだ。
  クチャ周辺の遺跡や地形を見ると、西遊記に出てくる妖怪が居て当然と思われる。現代人がそう感じるのだから 約1500年も前に来た三蔵法師は妖怪と戦いながら
 インドを目指したに違いない。天山山脈の北トルファンからウルムチへ向かうハイウエー沿いには現代の”風車” と言う妖怪が林立していた。

  アクシデント連続の旅であったが、ツアー仲間と乗りきり”思い出”に変える事ができた事は幸いだった。 ”日本発のツアーでなく良かった”が添乗員からの一言。
   1)夜の民家訪問    :道に迷って木製の橋の架かる川に、通るべきか引き返すべきか。全くの暗闇、素晴らしい星空と流れ星を見る事ができた。
   2)ホータンの遺跡見学 :道が狭くバスが入れない。耕耘機とバイクの乗り合いを略奪(乗客に下りて貰った)し行ったが、これが遺跡。。。。只の小山
   3)砂漠のキャンプ   :バスがスタックしデフまで埋没。出発の朝、砂を掻き雑草を集めみんなで押して脱出できた。
   4)クチャ発列車の遅れ :21:30発が02:30に5時間遅れ。二部屋確保し男女に分かれシャワーと雑談。お陰で日の出の雪の天山山脈を見る事ができた。

航空写真 航空写真 ウイグル女性 香妃墓
菎崙山脈か祁連山脈 砂漠に流れの跡 雨が降れば川に ウイグル女性 カシュガルの宿で 香妃墓 9時頃だが時差の為早朝
イスラムの墓地 エイティガール寺院 職人街 職人街
イスラムの墓地 エイティガール寺院 新彊最大 職人街のパン屋 職人街の木工屋
果物 カルスト地形 バザール カシュガルの交通
甘いと言う果物 短い苦瓜? それなりに旨い。皆の評判も上々。 カシュガルのバザール 日本人に親切 カシュガルの交通 ロバも主役
タリム河 メルケトの村 綿花畑 木綿の花
タリム河 タクラマカンを潤す メルケトの村 道に迷って星空を 綿花畑 綿摘み労働者 木綿の花 新彊綿は有名
ウイグルの子供 ナンに舞う蜜蜂 西域南道 羊の解体ショー
ウイグルの双子 アマニサハン王陵にて ナンに舞う蜜蜂 アマニサハン王陵前 西域南道をホータンへ向けて 羊の解体ショー
オアシス集落 警官の昼寝 フトン屋 ホータンの水田
オアシス集落 休憩と散策 警官の昼寝 後ろは油粕 フトン屋 ホータンの水田 民家を挟んで砂漠が
稲作農民 農家の裏 農家の裏 農家の裏
稲作農民 トマトピューレ 農家の裏 昔は藁小屋まで農地だった 農家の裏 果てしなく続くタクラマカン 農家の裏 斜面を転がり遊ぶ子
ホータンの夕日 ポプラ並木 オアシスの水量 羊飼い
ホータンの夕日 風で砂が ポプラ並木 脇道はバスが通れない オアシスの水量 乗り換えを検討 耕耘機とバイクの流しを工面
天然茸 ハミ瓜 羊の皮と腸 彩色沙林
天然茸 青空トイレで発見 ハミ瓜 スイカの様だがメロン 羊の皮と腸 売買交渉中 売り手 買い手は漢民族
キャンプファイヤー キャンプ 早朝の散歩 砂漠の生物
ニヤでのキャンプ 朝食 この後バスのスタック処理 早朝の散歩 砂丘は歩き難い 砂漠の生物 夜
砂漠の生物 砂漠の巣穴 砂漠の足跡 胡楊樹
砂漠の生物 早朝 砂漠の巣穴 果たして何か? 砂漠の足跡 ウサギが出たが撮れない 胡楊樹 枯れて千年
胡楊樹 砂漠公路の中心 石炭トラック タクラマカンでの昼食
胡楊樹 生きて千年。倒れても千年 タクラマカンの中心 石炭と石油の為の道路 無料 タクラマカンの中心でラグ麺が旨い
道路維持 妖怪の住む地 キジル千仏洞 妖怪の住む地
5km毎の井戸でブッシュを維持 妖怪の住む地 天山南路 キジル千仏洞 三蔵法師が説法を 妖怪の住む地 
スバシ古城 スバシ古城 クチャの農家 クチャの農家
スバシ古城から塩水川(雨期には水が) スバシ古城 対岸にも城が有る クチャの農家 ナン作り クチャの農家 ラグ麺作り
クチャのイチジク 早朝の天山山脈 トルファン駅前 高昌古城
クチャの農家で イチジク 早朝の雪の天山山脈 車窓から トルファン駅前で遅い昼食 高昌古城 日干しレンガ造り
火焔山 ウルムチへの高速 現代の妖怪 予備
火焔山 乾きすぎで赤みが少ない ウルムチへの高速 天山山脈を望む 現代の妖怪達 小石が飛ぶ程の風が吹く いい天気、帰るぞ!

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