曹洞宗・大本山永平寺  2017年9月13・14日(水・木)

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 永平寺で参篭体験をして来ました、参篭とは1泊2日だが雲水の修行を垣間見る事。3泊4日の参禅は 全く修行僧と同じ日程との事で、相当な覚悟が必要との事だった。

 数年前に頭の体操として般若心経を覚え、両親の仏壇の前で毎朝唱えていると多少は 様になって来たかと思っています。また、ひょんなキッカケで知多新四国八十八箇所巡りも始め ました。山梨の菩提寺の方丈さんから永平寺をお参りした事はありますかと法事の時に聞かれた事も あったので、仲間を誘って行って来ました。

  第1日 :13:30  入山登録し境内の参観     第2日 03:30  起床
       17:30  映画鑑賞・永平寺の1年        04:30  法話
       18:30  薬石(夕食)              05:00  朝のお勤め
       19:00  座禅体験               06:00  伽藍の解説
       20:00  入浴                 07:00  小食(朝食)
       21:00  開枕(就寝)              09:00  下山
 山形と何処かのお寺の団体が2組で約30人、個人が約10人、がこの日の参篭体験者であった。
 手の組み方(立居、座位、合掌)を教わりスタート。食事は修行僧の物とは大違いで美味しく隠居に とっては充分な量、案内してくれた修行僧は今年の2月末からの半年で約5kg減、15kg減った同胞も 居るし脚気になる修行僧も居るそう。背丈や体重が違っても、朝昼は一汁一菜、夕は一汁二菜では 栄養不足は確実だが乗り切れるのが修行なのかと。。。初めての座禅は無の境地には程遠く、警策を 受けて”全然痛くないな、足の痺れの方が大変だ、経過時間はどのくらいかな。”と頭を巡る。 四百数十畳の法堂での朝のお勤めは、百数十人もの僧のお経が共鳴し荘厳、我々3名も祈祷して頂けた。

 往路はひたすら東名・名神・北陸と高速を走り永平寺を目指したが、帰路は高田城、九頭竜ダムと 観光しながら郡上経由で東海北陸道・東名で、往復約550kmの旅。少しは心が清やかになった様な気もする。

大本山永平寺の石塔 境内へ一歩入るとこの景色 山門の四天王像 境内の庭には出られない
山門の見学者 山門から中雀門・仏殿 仏殿(二重屋根だが一層造り) 現在も鳴り物で時を刻む
仏殿前の庭 音響効果を狙う高天井 仏殿から中雀門・山門 大庫院は四層造り
伽藍最上部の法堂から 夕方を知らせる梵鐘 納骨、供養、位牌が安置 信者からの写経を納める
朝日のなかは愛宕山公園を散策 滝もありマイナスイオンが一杯 道元禅師が出家時のお姿か 越前高田城(最近は天空の城)
第三セクターでなくJR西日本 九頭竜湖駅は終着駅 九頭竜ダムを仰ぐ ロックヒルダムは大きい

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